泥流
今までにも僕のモシの家で起こったいろいろなトラブルを書いてきましたが、またまたトラブルが起こってしまいました。今度は水害?です。
今年はいつになく太陽の出ない年でした。乾季の間も雲が多く、時おり小雨が降る天気が続きました。年寄りの話だと、元々モシ周辺はこうした天候が続くところだ、という話だそうですが、コーヒーや野菜などの農作物の生育が概して日照不足のために悪かったそうです。
さてそうしたある日、ちょっとした大雨がありましたが、今までなかったことなのに庭先に泥水が流れ込んで車庫の前が埋まってしまいました。この時は泥が浅かったのでたいしたこととも思わず泥をかいて終わりにしましたが、この時気づいていれば良かった、と後でつくづく思いました。
それから数日後、今度はもっと大雨が降りました。すると今度はさらに大量の泥が流れこみ、庭にたまった泥の厚さが10cm!にもなってしまいました。それに加えて泥が敷地に流れこんだのはちょうど水を貯める地下タンクがある角で、当然のことながら泥はタンクにも流れこみ、水が使えなくなってしまいました。タンクの蓋を開けてみると中は泥水。
原因を探ってみると、なんとお隣さんが自分の家の敷地の端を通る排水溝にごみを捨てて流れを堰き止めてしまったことにありました。お隣さんももちろん溢れ出した泥水で庭がいっぱいになってしまっています。お隣さんは自業自得かもしれませんが、こちらはたまったものではありません。
でも文句を言っていてもし方がありません。次の雨が来る前に対策としてお隣さんちを通る排水溝を深くし、石で固めてしっかりしたものにし、我が家のタンクの周りの垣根をコンクリートブロックの塀に変えて水が流れ込まないように工事をしました。これで確かに水害は防ぐことができたのですが…。
ブロック塀を建設中のある晩、何者かが我が家の庭に侵入、車の窓ガラスをはずして中を物色していました。カーステレオでも狙ったのでしょうか。でもすぐに犬と夜警に気づかれ、車の中にあった紙袋(たいしたものは入っていなかった)を掴んで、工事中の塀を乗り越えて逃げ去りました。
この塀、お隣さんとうちの敷地の境のもので外部からは工事中であることが見えません。どうやら工事人夫の一人が犯人であろう、と思われますが、結局わからずじまいです。まあタンザニアの人たちはこういう場合、犯人がわかっていても結構知らん顔をしている、つまり仲間を売り渡すことはしませんから、どうしようもありませんが。

